昨年に投稿した「イサナの方舟/初音ミク」について、曲の説明をしたいと思います。
この曲は簡単に言えば、第二次世界大戦の回天特攻隊をモチーフに作成した曲です。
回天特攻隊員の心情を私の想像をまじえて曲に認めました。鯨の古名「イサナ」は漢字で「勇魚」と書きます。鉄の棺桶に乗って、特攻する回天特攻隊にぴったりの異称だと思い、「イサナの方舟」というタイトルを付けました。
死にに行く前のわずかな時間に感じられる夢とも現実ともつかない心理状況。
乗組員は先に星になった戦友のいる海に回天(鯨の方舟)に乗って向かいます。
また、乗組員には恋人がいて、もう会えないことが分かっている時に何と言うだろうかと考えました。
海の特攻隊は「天を回す」と書いて、回天と呼び、戦局を打開する願いを込めたといいます。
この「天を回す」から北極星を連想し、乗組員が彼女へ「天極の星になって君を見守るから安心して」と冗談を言ってもいいのではと考え、2番の歌詞を考えました。
ちなみに、天極の星は算命学では肉体がなくなり、霊魂となった死の世界で役割も時間も関係なくなった自由な世界とのことです。
乗組員は彼女や国の思いを背負いながら鯨の方舟で敵艦に突っ込み、空へと昇っていくのでした。
地理的に遠いこともあり、私はまだ知覧の特攻平和会館に足を運んだことがないのですが、一度は行ってみるべきだと思っています。
最近は戦争が絶えず、ニュースで日ごろから流れることで慣れてしまうのが怖いですが、戦争のない平和な世界をどう実現するか一人ひとり考えるべきだと思います。
以下歌詞になります。
曇る窓から 朝日が滲む 揺られる毎に 意識が途切れる
夢か現か 実か虚ろか 僕を呼ぶ声が 遠のいてく
光の届かない 深みへと飛び込んで 星の運河を泳ぐ夢を見た
涙の海で 息も付けない あの銀河の その先へ
翼の生えた 鯨の方舟に乗って 旅に出よう
北の夜空に 優しく光る 星になって 天を廻せたなら
僕は何時でも 君を拝める 僕の言葉に 彼女は笑う
玉響の沈黙 貴方へ愛を契る 例えこの身が 朽ちて尽きるとも
僕の体は 藻屑となる 君のためさ 今ここで
君の眼差し 君の言葉 脳を過る 夜を待って
”またいつか会えますか? いつまでも いつまでも 待ってますから”
夢は儚く 恋は淡く 風に乗って 吹かれても
君の祈りが 通ずるとき 永遠を統べる
この不帰が 涙の海で 息もつけない この柩の真ん中で
翼の生えた 鯨の方舟に乗って 星を目指そう
打ち寄せて来る 波を越えて あの天極の 星を目指そう
【制作協力】
・ミックス:KUMASAKA SATOSHI様 ・イラスト:星乃みずき様
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